あいにくの天気でじめじめとして、あまり楽器にはよろしくない天気だった。会場に入ると、やっぱり人はたくさん。今回は楽器の出展数はいつもより少ないようで48個のVnといくつかのVc、ビオラといったところだった。
今回白木のバイオリンも出てたりして、けっこう注目になってたようだ。他人様の作品をみるのは楽しい。それと同時に、負けられないな、という気持ちもあったり、この人の作品すごい、と思わされたり。やっぱり行くだけでもかなりの刺激になるものだ。
あいにく、15時までのコンサートには間に合わず、プロの演奏を聴くことは出来なかったのだけど、会場のあちこっちにプロの人がいて彼らの演奏を聴くだけでも、けっこう興味深い。あれぐらい人前で自信満々でひける技術があれば、いいのだけど・・・^^;)
私のメンターともいうべき、八千代の久我一夫氏のバイオリンも調子にのって弾かせてもらう。これは氏のグアルネリハイフェッツだ。色素を全くつかわないで作られたニスで塗った作品は、オーラのようなものを感じさせる。音は、やはり素晴らしいですね。この楽器の場合最適なボーイングポイントはかなり駒よりと、氏に教えていただいたり。
自分のカノン砲コピーと比べるのはおこがましいが、やはり音の傾向は似ているような??低音のふくらみ方は、さすがガルネリという感じで。
氏のストラドモデルも弾かせてもらう。やはりガルネリとは全然違う。デリケートで繊細ながら、高音の響き方はなんともキラビやか。どちらも甲乙つけがたいものだ。
素晴らしい作品を弾かせてもらえて、幸せなイベントでした。もう少し技術をつけてより演奏も楽しめるようになりたいですねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿