2009年5月7日木曜日

表板も準備!(Kruse)

せっかく裏板に手をかけ始めたので、もうついでなので、というか後でやるのが憂鬱なので表板も準備することに。裏板は今回一枚板なので接ぐという作業がなくて楽だったのだけど、本来2枚板の場合なんかは当然裏板もやる作業。で、表板で何をするかというと、、、
まっぷたつに切るとこから始まってしまうのです。まあ通常こういう作業はあまりないとは思うんですけど、今回は海外の材料屋さんから買ったもので、表板材にまったく切り込みがなかったため。通常裏板材も表板材も真ん中に切り込みがあって、これを2ピースに分けるのは至極簡単なこと。
でも、たまにまったく切れ目がない場合があったりする。海外の材料屋は手抜き屋がけっこう多いのか?前回SVSトーンウッズで買った裏板も切り込みがなかった。切るだけとはいっても、こいつが予想以上に時間がかかる。繊維方向だし、スプルースだし、簡単だべえ!とかいうのは甘いのだ。こんな手挽きノコでまっすぐちゃんと切ろうとすると、かなり大変なのだ。
つーか、切り込みぐらい入れとけよ!機械でチャチャッとやりゃ一瞬だろ。もう。
まあ前回の裏板まっぷたつ作業よりは楽だったけどさ。

で、切ったら接ぎ作業ですけど。結局今回切れ目を入れたやつは使ってないし。なぜかというと、やはり切り込みが入ってないことで乾燥が十分進んでいないことがうかがえた。切ってる最中にまだ若いスプルースのにおいがした。一応むかし大学で木の勉強してたんで、松材とか杉材の乾燥してない材のにおい、わかるんですヨ。
この材は一応2004年カットのアベーテマスキオちゅうことだったけど、どうも乾燥が甘い感じがした。

で、結局今回は前から持っていた表板材を使うことに決めた。この材正確には何年寝てるのか不明なのだけど、10年近くはいってそうな?感じ。しかし確証はない。
できればアベーテマスキオを使ってみたかったのだけど、今回は見送って今後の楽しみとしよう。

裏板は、箱の外側になる側もカンナを粗くかけて高さをだしておいた。(カンナ、かなり粗めにかけた後です。今回はだいたい高さを合わせただけ。)

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