2009年5月27日水曜日

先生交代劇

このブログではいろいろと話が前後しており、分かりづらくなってます。すいません。
現在は自作四号機を作っている最中ですが、その合間に過去のことなどをいろいろと織り交ぜております。

2006年4・5月頃の話
「新しいバイオリン教本2」もレッスンが進み、最後の大作『ザイツのコンチェルトNo.1』にとりかかるころだった。第1楽章がようやくレッスンで終わりになったころ、先生から告げられたことがある。

先生『あのー、私来月結婚して東京にいくので、ここのレッスンは今日で終わりです。』
なんですと?!いやいや話が急だなぁ、僕ら生徒はどうすりゃいいのかな?
先生『あ、後任はもう決まってるので安心してください。私と同じアンサンブルをやっている先生です。』
えー、つうかそれはいいけど、先生が変わるのってちょっといただけないなあ。しかもこの曲終わってないし・・・。
とはいっても、既に決定事項だ。自分には何もできないのでおとなしく次の先生のレッスンを受けることにするのだった。

そのころこっちもいろいろ事情があって仕事が変わって県庁所在地へ引っ越したり、とめまぐるしく環境が変わっている最中での先生の交代劇であった。次の先生は男の先生らしい。正直乗り気ではなかった。
って、別に先生が男だからイヤダとか、そんなんじゃないですよ。やはり一年近くみてもらった先生が変わるのは気分的にイヤだったのだ。

乗り気でないながらも、次のレッスンへむかう。新しい先生はおそらく30代後半だろうか?
眼鏡をかけた気のやさしそうな先生だ。先生の左の首にはボッコリとでかいタコができている。
うわっ、すげータコ。楽器ひきまくってるとこうなっちゃうのかな?
そういえば、ある人からも言われたことがある。
『バイオリンて弾けば弾くほど、首にタコができるんでしょう?』と。
当時はふーん、そんなもんなのか、じゃあタコできるまでがんばらな。と鵜呑みにしていたが・・・。
いろいろな話を総合して考えると、首にタコができたりアザになったりしてるのは、楽器を押さえるのに余計な力を使ったり、あご当てがあってないためにできる。うまいほどたこができる、というわけではないらしい。むしろヘタな人ほど首の力で楽器を押さえつけようとする、らしい・・・のだが。別にこの先生がへた、とは一度も思ったことはない。むしろ尊敬できる人物だった。

まあ、とにかくレッスンそのものは順調に進んだのだ。使っている教本が終わりそうだ・・・ということで、先生に頼まれ次の教本を買うことに。しかし新しい先生は篠崎バイオリン教本3巻をお勧めされた。自分としてはあまり教本の種類が変わるのは好きではなかったが・・・

ザイツのコンチェルトはこの新しい先生と一緒に仕上げた。仕上げたとはいっても、本人的にはまだ納得の行く出来ではなかったけど^^;)

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