スクレーパーで、慎重に。ちょくちょく厚さを確認しながら。
板厚調整がおわると、ようやくこれを曲げる番です。
ベンディングアイロンをしっかりと熱しておく。
自分は自作のベンディングストラップを使っている。
0.4mm厚アルミ板から切り出したアルミに木の取って部分を取り付けたシンプルな物。
0.4mm厚アルミ板から切り出したアルミに木の取って部分を取り付けたシンプルな物。
もう少し幅が欲しくて、40mmくらいはあったほうがいいかと思うが、ま、バイオリン作りにはいまのところこれでも(35mm幅)何とかなっている。
C部は曲げの時特に慎重になる。
今までに何度か急ぎすぎて板が割れたことがアリマス。
こんなものもあるとけっこう便利です。
ネックを作った時に余った部材で作成。
しかしC部の貼付けは、一番初めの作業にして、一番難しく、ストレスがたまる場所なのではないかと常々思う。
この部分の貼付け方は何種類かあると思いますが、今回は結局クランプを駆使してなんとかこなしました。
写真でも苦労したあとがうかがえますね。
いつも、この部分はもっとスマートに出来ないものかと思い悩みます。
いままでは、凪島バイオリンさんが紹介されている方法でやっていましたが、今回治具を使ってCの内側から圧着してやろうと画策。
しかし、板厚の分治具のRが少しあわず、せっかく作成したのにほとんどつかえませんでした。なんとも、スマートではないですね。
おそらくクレモナの菊田さんがやっておられる方法が一番すっきりとうまく出来そうです。
(スプールクランプでブロックと治具をはさみこんで圧着されてます)
次回は、あちらの方法を参考にしようかな。。。
初めて投稿しますが、いつも楽しく拝見させて頂いております。職人の魂が感じられ素晴らしいです。
返信削除達也の先輩さん
返信削除コメントありがとうございます。
職人?いやいや、ただの道楽でやっているだけですよ。
(笑)
またお暇なときに見てやってください。