2009年7月12日日曜日

海外オークション3

海外のオークションは日本のもの以上に難しいところが多くて、気をつけなくちゃいけない。。。んだけど、懲りずに手を出してしまう男がいた。それはワタクシ。

なぜか日本で出品されているものよりも、魅力的な商品が多いような気がするのですが・・・。それはやはりバイオリンが作られたのは欧州が本場ということがあるからでしょうか。普通に考えて、一般のお宅に眠る楽器が実はとても価値あるものだったという可能性が高い、ということはあるのかもしれない。が、同時にそれにつけこんだ詐欺も横行しているので、著名な製作者の楽器には特に注意が必要でしょうね。
アメリカのネットオークションが規模では最大でしょう。old, vintageのものがこれでもかというくらい出品されている。中にはあきらかにあやしいだろうというものもたくさん。Testoreとか、Ruggieriとか本物だったらこんなとこにでてこないだろう(笑)というレベルのものも。ただお宝ゲット目当てで挑戦してみるなら、それもそれでありなのかもしれませんね〜。当たったらそれはラッキーでしょうね。(^^)

僕は2年前にフランスから入手したMarengoRomanusRinaldiのバイオリンがとても気に入っています。イタリアの製作者で19世紀後半と20世紀初頭に活躍した製作者(アルバニア系イタリア人?とどこかで読んだことがある)らしい。

(手前のがRinaldi。奥は自作3号機)

もちろん本物であれば100万前後で取り引きされるものであろうけど、真贋は特に気にせず使っています。本物だ〜偽物だ〜、とはじめると、そればかりに目が行って楽器そのものをちゃんと評価していないような気がするので・・・。買い値は10万ちょっとだったので、十分満足してマス。ただ海外品で10万以上を送金するのはやはりなかなか勇気のいることです。一定の危険は覚悟の上で挑戦てことですね。
このRinaldiのバイオリンは本当にすばらしい。低音から高音まで全くスムーズに音がつながる。特にG線の甘くて太い音はやはりマサキチバイオリンでは感じられなかったレベルのものだ。高音は鋭くささるような音質はなく、耳にやさしくひびくなめらかな響きだ。


あとはまあ、演奏者の技術さえなんとかなれば、いうことなしなのですがねぇ。( ̄ー ̄)「

2 件のコメント:

  1. 海外オークションでの、高額商品入札。。。
    さすがです。
    勇者ですね(^^)

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  2. いやぁ、確かに海外の方に送金をするというのは、ちょっと怖いところがありますね。
    でも僕はなんか、「これだ!」と思うと他のことが見えなくなってしまうところがあるようで、、、(^^;)
    たぶんそんな高いものはこの先買わないんじゃないかな、と思います。
    今は自作機にけっこう満足してますし。

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