2009年11月17日火曜日

すくろる作り 続き2

すくろーる、とりあえずこのくらいの適当な感じでいいかと、この前思って終わりにしたのだけど、やっぱり形が気になる。
ちょっとこの辺を、、、いやいやここら辺も、、、
とやってるうちに、軽く2~3時間はたってしまいました(^^;)
いじりだすと、とまらなくなります。そんなこんなで、すくろーる作り続きます。


裏側もミニスクレーパーかけて、彫刻刀のあとを消してます。
とりあえず、完成としたのが下の写真。

ええ、ええ、あちこち完璧ではないところがありますけれども、とりあえずいいのだ。拘っていると、年内にこのバヨは仕上がらないし!

今のところ目標はデスね、、、たぶんニスは今年中に終わりません。とりあえずホワイトバヨで完成させます。それからしばらくいじりたおして、いろいろ音の感触を確かめて、、、というのを年内にできたら良いほうかな。


次に指板の準備だ。今回の指板はタツノヤで購入したもの。
この黒壇はフシもなく、黒さも申し分なしで、かなりランクはよさそう。他のお店で買ったやつは、こうはいかないので、ちょっとうれしい。とはいってもやはり大きめにカットしてあるので、裏を削らなくてはいけないデス。


初め、カッコつけてカンナでやろうとしました。
う~ん、ぜんぜん削れない。刃が丸まっとる。
それにちょっと嫌なことも思い出しました。
以前あるショップで働いてたときに、よくチェロの指板削りをやりました。黒壇をカンナで削るのって、、、思っている以上に大変です。
よく失敗して怒られたんですヨ。

なので、今回も裏技を使いました。それは和ガンナの裏にサンドペーパーをはりつけて平面を出す、という方法。これなら大きな失敗をせずに平面をだせるのです。
(アダルトバヨのい~ぐるさんもこの方法を使ってらっしゃいます。僕もこれは3年前からやってます)

え~と、プロの人からすれば邪道と言われるかもしれません。
でも貴重な材料です。失敗せずに確実に寸法を出せる方法を使ったほうが合理的なのでは?カンナだけでやるのが職人だというなら、それはプロの職人に任せておけばいいのです。

とまあ、そんな議論はおいといて。
黒壇を削ると、ほんとにいろんなところが汚れる!
作業後に鼻をかんだら、真っ黒でした!(笑)汚くてすいません。


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