2009年6月27日土曜日

のだめの落ちた池

という名前の池がパリにある。というのは嘘です。
のだめがピアニストのRuiとアパート探しをしていた時に、落っこちた池がありましたね。
あの池は、パリの大きな公園の中にあります。
Jardin du Luxembourg(ジャルダン・デュ・ルクセンブルグ)という大きな公園がパリの南部にあります。
この公園は本当に大きい。そして人もたくさん。
公園の中心部には広大な広場と、美しい建物が。

公園の北側の建物の目の前に、くだんの池があります。
マンガにでてくるように、実際子供達が木製のヨットで遊んでいました。みえるかな〜?
写真の左側に棒を持った子供が走っているのが。^_^)
このヨットはレンタルもしているみたいで、近くにヨット貸し〼というおぢさんがいたのをうっすらと覚えている。
のだめゆかりの地として、将来ツアーなんか組んだら、意外とお客さん集まるかもしれませんネ。


大きな地図で見る

2009年6月24日水曜日

4号機進捗(Kruse)

4号機の進捗やいかに?最近あまり書いてませんでした。
先週くらいから裏板内側を削っていますが。
外側のアーチが完成した時点で、重量が299gでした。
過去のデータと比較してみると、今回の板は若干重い様子。


3号機の時はアーチ完成時点で270gぐらいでした。裏板の厚い3号機でさえ、最終重量は119gだったので、今回もできれば120gきるくらいにはしたいです。できれば、もっと軽く。
欲張りですが、最終的な楽器の重量はやっぱり軽いにこしたことはないですよね?


今週も時間を見つけては、ちまちまと、削っています。やはりメープルは硬い。右手が痛いし、背中も筋肉痛です。
もちろん刃は毎回研いでいます。
今回の板は年輪が思っている以上に複雑にランダムに走っているので、通常の裏板の削りよりも難しく感じます。
昨日までで、削りの50~60%くらいは行ったでしょうか?重量は169.9gです。
だいぶ減りましたが、なんとか目標重量くらいに仕上げたいものです。

2009年6月23日火曜日

レッスンの後はヘコむ

やはり、先週はあまり練習時間が取れず、たいした成果をあげられないままレッスンに行くこととなってしまった。本来なら月二回のレッスンなので、一週おきにしてもらうのが、こちらの希望なのですが、学校側の都合・先生の都合・僕の都合などいろいろあると、二週連続でそのあと3・4週空く、といったことがあります。すごくもったいない気はするのですが・・・。

でも、バッハのダブルコンチェルト3楽章はけっこう頑張って練習したのです。しかしそんな時に限って、『じゃ、今日は2楽章やろうか』とかなってしまうのでした。
『そんなー、2楽章は先週一度も弾いてないよ~。』と心の中で叫びつつ、ヘロヘロになりながら先生と合わせる。2楽章を一回でも弾いてればだいぶ違ったのですが、、、ボロボロ。

でさらに、そんな時に限ってまたあまり練習してない『スターウオーズやろう』とかいうことになるのです。CD伴奏とかなし。先生と二人だけで弾いてみる。いやあ、ひどいひどい。自分がこんなに弾けないものだったかと、思い知らされます。家でCDと合わせてる時は、ずいぶん弾けてるような錯覚をしてたものですが。やはり錯覚。^^;)
来週はオケの全体練習があるのに、心配になってきました。

2009年6月22日月曜日

おしらせ

最近さまざまな内容をこのブログに書いてきてまして、どうもこのブログのテーマ自体が希薄になりつつあります。
そこで、水彩画に関しては、別サイトを立ち上げます。
絵画やその他のことに関しては今後そちらにUPして行く予定です。
アトリエ-藤野(www.atelier-fujino.com)
絵画/水彩画にご興味のある方はぜひどうぞ。

今後はこのブログはバイオリンや音楽に関することで統一しようと考えています。
よろしくお願いします。

2009年6月20日土曜日

夕暮れのサクレクール寺院

クレスター水彩紙、F8号

夕闇がせまる、モンマルトルのサクレクール寺院を描いてみた。
言わずと知れたサクレクール寺院はパリはモンマルトルにある。映画『アメリ』の舞台に使われた場所なので、最近は多くの人がしっていますね。美しい建物です。
普段は白亜の寺院として知られるが、陽がかたむくにつれオレンジ色に染まります。
この絵はしばらく描きかけになっていて、下書きをした時点で止まっていたのを最近ようやく着彩したものです。
構図は写真からいただいたものですが、ウェットインウェットを多用し、特に陰の部分を意識して描きました。夕日のあたる寺院の左部分と陰のコントラストが自分では気に入っています。夕闇が近づくと、少し心がざわつくような、でもこれから来る夜も楽しみなような、、、そんな気持ちも感じてもらえると嬉しいです。

長いこと止まっていた絵が終わり、ようやく次にいけそうです。次はやはりお気に入りのブルターニュを描いてみよう。


2009年6月19日金曜日

明日はレッスン

なのに、ぜんぜん練習できてない。まずいっ!
先週はバッハの二つのVnのためのコンチェルト第2楽章までをやったので、今週は3楽章。しかし3楽章の難しさときたら!1・2楽章の比較じゃないような。まだほんのさわりしか弾けてないのに、もう明日レッスン。あぁぁぁ、、、ここんとこ仕事がいそがしくて(汗)
ブログを書くひまがあれば練習しろと。いや、仕事の休み時間に本文を書いてるのです。しかし、さすがに仕事にVn持ってくわけにはいかないですしネ^^;)
今夜はここ3日分を取り戻すくらいの勢いで練習シマス。

ブルターニュ

 ブルターニュは僕の奥さんの出身地。でも日本人でブルターニュといって、すぐに場所を知っていると言える人は少ないと思います。
 ブルターニュというと、『ワインのおいしいところ』と答える人が多いです。それは。ブルゴーニュのことですね?ブルターニュでもワインを造っているところはもちろんあります。一文字違うだけなので、なかなか日本人には分かりづらいところがあるのも事実。
 ブルターニュは、フランスの西部、大西洋に突き出している部分です。

歴史的にフランスの中でもケルト民族が多い地域で、フランスの他の地域とは一線を画す地域のような気がする。アイルランドのようにケルト民族が多く住んでいた地域で、今でも生活の中にその名残が多く見られます。
 気候が日本でいうと、東北から北海道のような気候で、夏場はそれほど暑くなく過ごしやすい。行ったことがある人は分かると思うが、日本人には馴染みやすい気候と風土があると思う。
 ブルターニュのことをとてもわかりやすく、細かに教えてくれているサイトがある。実際にあちらに長年住んでおられた方が実体験をもとに、伝えているので僕のつたない説明よりもずっと分かりやすい。↓

うるわしのブルターニュ

 僕の父親はこういった民族の歴史や文化のことが大好きで、現地に行く前からいろいろと本を調べたりビデオを見て研究したりしていた。なんでもアイヌ人の歴史と繋がりを感じるのだとか。確かに蝦夷地の固有民族だったアイヌ人が日本人に北へ北へと追いやられた歴史と、ローマ人に最後まで抵抗したブルトン(ブルターニュの人)の歴史は似ていなくもない。そこが北海道出身の父には共感を与えるのだろうか。
 歴史ももちろんだけども、文化的にも面白いものがある。興味のある方は一度上記のサイトを訪ねられたし。僕もいろいろと紹介をしていきたいと思っています。

2009年6月17日水曜日

四号機(裏板内側をけずる)

四号機は裏板作成に入ってからなかなか先に進みません。最近ほんとにチマチマと頑張ってはいるんですが、、、。
アーチングはなかなか妥協をしたくないもので、削ってはチェックし、また削る、というのを繰り返しておりました。
アーチングガイドも作ったのですが、結局最終的には自分の美観と経験をたよりに仕上げなくてはならないところもあります。

ポスターにのっているアーチングって、どこまで信用して良いのか、疑問もありますし。まあ、それでも指標としてとても役にはたちます。

ミニカンナで作ったアーチをさらにスクレーパーで整え、ペーパーがけをしてと。
これで一応外側はOKとし、いよいよ内側を掘る作業に入った!
内側は彫刻刀で一生懸命ほっていきます。あとはミニカンナと。


ちなみに、事前にガイド用に穴を開けてます。目的の板厚に近い厚さの穴をあけておきます。
このガイドホールがあるとずいぶん役に立ちます。これはヘンリーストローベル方式。


内側をけずるのも、けっこう硬いので、時間がかかりそう。
オケの演奏練習と課題曲の練習もしなくては…。
作るほうをやるとその日はもう練習はできない。時間がもっとほしいなあ!

主役の座

昨日のお昼、以前お世話になったドッグトレーナーさんから急遽電話があった。
話の中身は、
『ロペットくんを映画に出してみませんか?』
という突飛な話だった。
なんでも、フレンチブルを題材にした漫画があるらしく、その実写映画版を6/30から7/12に作るのだという。なんともタイムスケジュールのきつい話。今週中に犬のオーディションをやって、6/30クランクインだそうな。

『うちのは、フレンチブルハーフなんですけど、、、』
『ロペットくんみたいな顔のワンちゃんはあまりいないんですよ。なのでオーディション受けてみてくれませんか?』
という話で、まあ面白そうだから受けてみることにした。
オーディションは土曜日の予定だ。しかし、漫画のブルは体が白の設定だそうだ。うちのは、トラジマです。
ディスアドバンテージです。でもトレーナーさんによると、それでもいけるのだとか。
(祭りハッピを先週かいました)
今日のお昼、またトレーナーさんから電話があった。
『すみませーん、他の会社から出た犬で決まってしまったそうです。いろいろご検討いただいたのにすみません。』
あらあら。なんてこと。ロペット、残念だったね。
オーディション受ける前に終わっちゃいましたよ。もしかしたら、全国のスクリーンにロペットが出る可能性もあったのですが…。
でも、そんなことは関係なく、相変わらず彼は我が家のスターには間違いありません。(^_^)

2009年6月16日火曜日

ブリジットの家

パリに行くと、必ずお世話になるブリジットの誕生日が近いので、いつもお世話になっているお礼に彼女の家の絵を描いてみました。
といっても、これはパリではなく、ブルターニュはガーブル(Gavres)という場所にある彼女の別荘だ。

彼女の家は壁半面をツタが覆い、もうほとんど草の中に住んでんじゃないかっていうくらいなのだが、これがまた雰囲気があっていい。
いつもはほとんどWet in Dryで描くのだけど、Wet in Wetを多用してみた。ドライで描くと手前の畑はとてもつまらなくなってしまうので。全体になかなかいい雰囲気が出せたのではないでしょうか?

Gavresはうちの奥さんの実家があるところです。ほとんど島状態の半島の先にある、海辺の村です。夏場は3,000人を超す人がいますが、冬は地元の600人だけになるというところ。夏は賑やかでいいですよ。村と陸をつなぐのは写真にある一本の道路だけ。嵐が来ると閉鎖されてしまいます。
ちょっと不便なところにあるのですが、毎年夏のバカンスをここで過ごす都会の人たちが大勢やって来ます。
(大西洋に突き出す半島です)

うちの奥さんの家はまさに海の目の前。歩いて数秒でビーチという、なんともうらやましい環境で育ったんですね〜。日本のリゾートよりずっとこじんまりで、店とかも全然ありません。フランス人はバカンスは静かな環境で過ごすのが好きなのですかね。
というか、ここは特別静かなのかもしれません。

2009年6月10日水曜日

水彩画(Vannnes)

水彩、モンバルキャンソン、F4
ブルターニュはバンヌという古い都市で、今も町の歴史を感じさせる建物が町中にあふれている。この町は要塞都市だったのだろうか、町はぐるりと周囲を高い城壁に囲まれている。町に入るには必ずといっていいほど古い城門をくぐって行く。表通りの家たちは、むき出しになった梁が赤や緑などカラフルに彩られているのがこの町の特徴だ。
おもしろいことに、古い民家はそこかしこが古くなっていて建物自体が傾いていたりする。地震国日本では考えられないことだが、明らかに傾きまくっているのに、そこに普通に人が住んでいる。絵に描いた左の二軒は古民家で派手な色の梁でなく、年月を感じさせる木材そのものの色。小さな民宿でも営んでいるようだ。傾いた民家と、傾いた石畳の道が印象的だった。

Vannes


2009年6月9日火曜日

パリの日曜日

8月でもパリの夏はそれほど厳しくない。むしろ日本人にとっては6月くらいの陽気できもちがいい。
日曜日の午後、ルイ13世を記念した公園(Square de Louis 13, Place des Vosges)では人々が気持ち良さそうにそこかしこに座ったり、寝ころんだりしている。中央には噴水があったりして、なんとも気持ちがいい。
ルイ13世の彫像。太陽王といわれたルイ14世の父親(?)だったっけ?よくわかりません。
そんな公園でお昼のバゲットサンドをほおばっていると、近くから弦楽器隊の演奏が、、、


近くへ行ってみると、総勢20人くらいの弦楽隊が演奏をしていた。印象的にはかなり若い人が多かったので、これがもしかしてコンセルヴァトワールの学生さんたちか?と思ったりした。
だけど写真をよく見るとけっこう中年くらいの人もいますね^^;)あっちの人たちは老けて見えるから、年齢は正確にはわかりませんが...

なんにせよ、こういった演奏が身近に聞けて、それが当たり前のようにあるというのはやはり憧れます。いつもあるわけではないのかもしれないけど、こういうのを目の当たりにするとパリに住んでみたくなる^^)

2009年6月8日月曜日

パリのアパルトマン

は、みななぜか良い雰囲気をかもしだしている。数年前からパリに行くと友人(正確には奥さんのお母さんの友人)のブリジットのアパルトマンにいつも泊まらせてもらうのだけど、いい雰囲気なのですよね。

何気ない窓からのパリの景色とか、日本では絶対にみれない光景が日常のものとしてそこに存在する。


フランスの建物はみな概して美しい。もちろん全てではないけれど、どこかの国みたいに見上げるとネオンや看板ビカビカ〜ということはまずない。行ってみて分かったのだけど、やはりこういうのは日本人は憧れますね。

のだめが初めてパリに行った時に『ピアノの音がちがう・・・』という一こまがありましたね。やっぱり湿度がちがうと、音の響きがぜんぜんちがうのだろうか?じゃあバイオリンはどうなんだ、ということでブリジットの家のサロン(?リビング?)で弾いてみる。
うん、日本で弾いたのより音が気持ちいい気が・・・というかリビングが日本と比べ物にならないくらい大きくて音が良く響くからか?^^;)自分の場合はそれ以前に弾く技術をなんとかするべきだとは、知っていますが。

パリの建物と、その他の地方とではまた雰囲気が全然ちがいますよ。パリ以外もおすすめデス。

2009年6月7日日曜日

たまには絵でも

描いてみましょうか。
水彩、アルシュ(26×36)
昨年冬に行ったフランスはブルターニュ、ジョスランという場所にある城をかいてみた。
(Chateau de Josselin, Bretagne, France)
ブルターニュの中心都市レンヌ(Rennes)に近い場所にジョスランという小さな町がある。かつてこの地を支配した城なのだろうか、町はなかなか変わった雰囲気でロードオブザリングの映画に出て来そうな雰囲気だ。入り口の極端に小さな家が並び、ホビットの家を思わせる。
城は川のほとりに立ち、川の上流に行ってみると水面に映る城の姿が美しかった。
クリスマス前の日曜日ということで、ほとんど人はいない。メインストリートの店も全てしまっていた。普段は人がたくさん訪れるのだろうな、と思いながら絵を描いた。川縁を歩くカップルが印象に残っている。
ちょっと季節外れの冬の絵になってしまったけど・・・。

ジョスランという町はこの辺り。


2009年6月4日木曜日

あーちんぐ

ここのところ四号機(Kruse)はどうなっているのだろうか?最近全然話がねーぞ、と言われそうである。
実はあまり製作は進んでいない。しかし進んでないながらも、ちまちまと作業はやっているのですよ。前回までにパフリングは終わっていた。
現在裏板のアーチング作製中である。
まずはアーチングガイドを作製。ガイドはポスターに記載されている実器のアーチングを基につくる。


アーチングはかなり楽しく、ウキウキする過程だけれども、調子に乗りすぎてアーチを失敗したこともあるのでここは慎重にことを進める。
(だんだんと形になってきました

いつもは粗削りはノミ・彫刻刀でやってしまうのだが、今回はミニカンナを使い、ゆっくりとすすめている。おかげで失敗は少ないが、時間がかかる。
それにミニカンナを使っていると、指にまめができる。
あぁ、くそっ。バイオリン演奏者のデリケートな指にマメができてしまった!(冗談です(笑))
(だいぶ形が出来上がって来ました。でもまだ作業は50%くらいです。

2009年6月3日水曜日

ちょっとした違いで

近頃3号機ガルネリの音量が足りないように感じている。これは1年ちょっと前に完成した作品なので、まだまだ新作。なので当然まだまだ楽器が十分に鳴っていないのだが、それにしても音量が小さくて不満が残る。いくら裏板が厚くて5.5mmあるとはいえ、もう少し鳴ってくれないものだろうか。Rinaldiに比べるとGとEの鳴り方が全然足りない。

先日ある情報をヒントにちょっとした調整をしてみた。それは弦の巻き方。通常D・A線はペグが抜けて巻き戻ったりしないように、弦をやや外向きに巻きつけていく。これは銘器の写真などを注意深く見るとわかる。たいていプロが調整したものは、既述のとおり外向きに巻いている。しかし本来弦の振動を邪魔せず、十分鳴らせるには直線からやや内向きのほうがいいのだとか。
これを2週間ほど前に試したところ、音量が劇的にUPした。しかしここ数日でまた音量の減少を感じたので、再度調整してみる。すでに弦は内向きに巻いてある。そこで試しにまたやや外向きに戻してみる。これだけで音量がわずかにUPしたようだ。

さらにもう一つ。それはあご当てのつけ方。Hillタイプなどの脚が二箇所あるタイプでテールピースをまたぐようなものは、調整がつけやすい。高音側の響きが欲しい場合は、高音側の脚を少しゆるめにつけてやる。低音の場合は逆。自分の場合は高音をもっと響かせたいので、高音側をややゆるく、緩めた分あご当てが外れない程度に低音側を締めてみる。
効果は・・・だいぶ変わった!この二つの調整だけでずいぶんと音量がUPしたようだ。詳しいことは、よがさんのHPにある。

しかし、自分の3号機の場合まだ音量が足りない感じがする。さらに響かせたい。というか、これがこの楽器の限界だと認めたくないのか。^^;)
駒の位置を微妙に変えてみる。上下に動かすと上ナットから駒の距離が変わるので、演奏に若干だが影響する。それを覚悟で試しに駒を上側へ移動してみる。音色が若干やわらかくなった、しかし音量がダウン。フワフワした感じで気持ち悪いので、元へ戻す。ここでふと少し右のほうへ移動したらどうなるだろうかと、思いつく。もしかしたら…

変わった!すごい音量UPだ。低音がものすごく鳴り出した。今までちょっと弱いと感じていたG線がかなり鳴り、裏板の振動を鎖骨でモロに感じる!以前比較的良かったD線もさらに深みを増して響いてくる。
どうやらそれまでデフォルトでいいと思っていた位置では、駒の低音側脚がバスバーの上に来ていなかったようだ。駒の脚がバスバーの上に来たとたん、低音の鳴りが驚くほど改善されたのだ。低音だけではない。低音の響きに引っ張られるようにして、高音域も張りと伸びやかな響きが与えられたようだ。
(元の駒のあった位置に目印にテープを貼った。その違いは1.0mmない。)

なるほどね、、、こんなちょっとしたセッティングの違いで音が劇的に変わるんだ。やはりバイオリンは奥が深い。実はこの楽器はちょっと諦めかけていたので、なおさら嬉しい。もちろん楽器によって個体差はあるだろうけど、調整の重要さをあらためて思い知らされた。『この楽器はダメだな、全然ならない。』とあきらめてしまう前に、いろいろ試してみることは大事なのだなあ…。

2009年6月1日月曜日

ロペット

久しぶりですが、ブルドッグのロペットです。うちに来て早いもので一ヶ月がすぎた。
はじめの頃に比べると、ずいぶん体がでかくなった。体のサイズはもはやパピーではない。
特に胴回りが太く、足腰もしっかりしてきた。最近ではジャンプをしなくてもクレートの縁に前足をかけられる。

(飼い主の足の上で寝る。寝顔がおっさんみたい。
イングリッシュブルドッグの血が入っているから、体も通常のフレンチより大きくなりそう。
飼い主は前足の大きな犬が大好き。たまりません。

昨日は近所の大きな公園に行ってきた。
こんなに大きな公園を歩くのは初めて。自然がいっぱいだ。人も、そして犬もいっぱい。
ロペットは誰にでも遊んでくれとせがむのがうまい。飼い主に対する以上に他人様に飛びついて遊びたがる。たいてい、初めて見る人は
『えー、かわいい!そんなに私と遊んで欲しいの?うれしいー!』
と、のせられてしまうようだ。この犬、ホントうまい。
『簡単だぜ。ニヤリ』とか思ってんじゃないのかな?

その帰りにちょっと良い出会いがありました。向こうからフレブルたちがやって来る!
(興味津々のロペット)
他のブルドッグに会うのはかなりレアで、いろいろと話をさせてもらった。
ロペットも、フレンチブルのももちゃんに興味津々。ももちゃんは三才ということでさすがに大人の余裕?なのかじゃれつくロペットをあまり意に介さない。
あまりしつこいと怒られるぞ〜、と思っていたら、やっぱりちょっと怒られた。^^)
犬は縦社会だから、他の犬に怒られるのもちょっと良い経験になるとおもう。
高い鼻がポッキリ折れましたかね?
ももちゃんのママさんに、ブルは大人になってもやんちゃときき、ちょっとビビるうちの奥さん。まあ良い意味も含めてやんちゃってこと
なのではないかな?^^;)

こういう他の犬との出会いがあるから、散歩はたのしいですね。
ももちゃんとこれからいい友達になれるといいね〜。