工房ふじのでは表板のアーチングに入っていますが、なかなか先に進んでませんね。
先週までで、だいたいの形は出来上がったところでした。
しかしf字近辺は一発OK!とおおざっぱにやりたくないので、ここから慎重にやっています。
まずはモデルのポスターからF字孔をコピー。写真からのコピーなので表板隆起分を考慮しなくてはいけない。
幸いなことに、F字孔周辺の詳細データが記載してあるので、それと照らし合わせながらコピーを作成。それを表板に書き写してみる。
Fが入っただけで、全然印象が変わりますね。まだ書いただけなのですが!
Fの下の目玉付近は以前から隆起が高すぎるんじゃないかと危惧していたが、実際Fを書いてみるとやはり高すぎることが判明。
アーチングゲージどおりに作った箇所ですが、やはりゲージだけを信用すると間違いの元になったりしますね。
ポスターにのっているアーチがどれだけ信用できるのかと、改めて考えさせられる。
というのは、横から見たFを本物と比較すると良く分かるので。本物はF字孔はほとんどパラレルに近いといっていいだろう。
自分のはあきらかに下の目玉側が上がりすぎかな。
もちろんあがっていても良いとは思います、それも個性だし、そういう楽器も多々ありますしね。
ただF字孔近辺の隆起は楽器の印象を大きく左右すると感じるので、いま慎重にアーチを修正してます。
まだ左側だけです。
ストラドのようなスリム&エレガントな印象を与えるのは、すっきりとしたF周りなのではないかと感じるこの頃です。
もう片方も徐々に修正中。
しかし最近は間近にせまった展覧会の絵を準備するのに忙しい日々です。
ストラドのようなスリム&エレガントな印象を与えるのは、すっきりとしたF周りなのではないかと感じるこの頃です。
もう片方も徐々に修正中。
しかし最近は間近にせまった展覧会の絵を準備するのに忙しい日々です。