2009年4月24日金曜日

masakichi No.3010を直す

2006年1月

直すとはいったものの、なかなかいい考えがうかばない。
はがれて外にせり出したブロックを押しもどしつつ、裏板と接着するのだが、
そんな方法も道具も見たことがなかった。

とりあえず考え付いたのがこんな道具。(つたない絵ですいません)

下のコーナー部をとっかりとして、ブロックを筐体内側へと押し返そう
というもの。押し返したすきに、クランプで裏板と接着させる!
というプランだった。
(写真は有りません。こんなのとっくに廃棄してしまいました^^;)

実際に使ってみると、、、こりゃ大変でした。
コーナーって意外と治具がひっかかりにくくて、セットするのも一苦労!
それだけで数時間の格闘でした。
ニカワを準備していざ塗るべし!という時にまた治具がはずれたり。
ストレスの溜まる修理だった。
(修理といえるレベルではありませんね)
(だいたいコーナーにそんな圧力がかかっちゃ本当はまずいでしょ)

しかし、ブロックがなかなか内側にもどってくれない!
ギリギリ、けっこう締め付けてるのに、なんで?
意外と固くて大変なんですね、この部分って。
結局ある程度で妥協せざるをえません。
それでも、修理前に比べたらずいぶん内側に戻ってはくれました。
(修理後の写真)


音にはどれくらい影響があったのだろうか?
演奏者感としては、それほど大きな違いは感じないのでした(またしても)。
(演奏者レベルはそれなりに低いものとお考えください)
まあ、裏ががばがば開いた状態で弦を張って演奏するってこと自体、
楽器にはとてつもなく負担がかかるので、少しはマシになったのでしょう。

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