2009年4月7日火曜日

バイオリンとの出会い

エレキを購入して、一ヶ月経ったころそうえもんはそろそろ次の本が欲しくなった。そこで、アマゾンでそれらしいものを探してみる。
とりあえず評判の良さそうなものを、ということで見つけたのがこの本だった。5つ星で推薦されているんだもの、そりゃ買いでしょ。



で届いてみると、まあなかなか丁寧に解説されている(ほうだと思う)。楽器の構え、弓の持ち方など、人に直接教わっていない独習者には重要な部分が多々あった。
著者はジェアンヌ マリノウというブルガリア(?だったかな)の人が書いたものらしい。

でもこの本、教本としてはかなりマニアックな部類に入るみたいですヨ。
いままでこの本を知っている先生に会ったことがないですから。

教本を手にしたことで、やはりそろそろちゃんと“木”でできた楽器が欲しくなった。
エレキセットは、それ自体ものすごく悪いものじゃないんだけど、やっぱり本当のバイオリンってやつを弾きたい...

そんな時に出会ったのが、これだった。
これもやっぱり、某ネットオークションでみたもので、見つけた時の値段が1万円くらいと、信じられないくらいに安かったのが、決め手だった。
この裏板の杢の美しさ。初心者にはたまらないもので、もうこれしかないと思った。

オークションの終了日、PCの前に張り付くそうえもん。
『げっ、もう2万こえてる。
いかん、負けられん。3万まではOKだろ。
よし、俺が最高入札者だ。
(終了5分前)
げっ、上がった。4万?!くそー、負けんぞ。
5万3000だ。よし、もう誰も入札すんなよ。
(終了3分前)
げっ、またかよ?!ちきしょー!!』
...
...
最終的に6万7千円までいって、落札したそうえもんだった。
今思うと、完全に出品者につり上げをくらっていたようだ。
何しろライバルのやつは新規IDだったし。

でも、落札しこのバイオリンを入手したそうえもんは高すぎる値段を後悔するよりも、
なにか本物を手にした感動にひたっていた。
『きれいだなあ、この杢。
すばらしい...
音は、、、おもってたよりでかいな。』

初めて購入したバイオリンが、どこで作られたものとか、気にする余裕もなかったし、
知識も全くなかった。
周りに弦楽器をひく人間もいなかったし、店すらなかったし。
とにかくその見た目に惹かれて思いっきりオークションで衝動買いをしたそうえもんだった。

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