2009年9月3日木曜日

2号機


久しぶりに2号機を取り出してひいてみる。しばらくほったらかしにしていた2号機だけど、2007年~2008年はもっぱらこれを弾いていた。
作った当時、板厚はけっこう厚めになっていたので2008年に一度中をあけて表も裏も 削りなおしたのだった。 削りなおすことで低~中音をもっと鳴らしたいという目的があったので。
だが実際には少しバランスを崩してしまって雑音が増えたような気がした。
そんなわけで3号機を完成させた後はほとんど使うことがなかったのだけど、久しぶりに弾いてみたらどうかな?と取り出してみたのだった。

ほったらかしにしていたので、G線のオイドクサが切れてしまっていた。あちゃぁー、高いのにねー。
でもこれ4年も使ったので十分もとはとったね。
とりあえず使い古しの弦を探す。G線はあまり持っていない。みつけたのはピラストロ・トニカとヴィジョンだった。トニカの音は僕はあまりに安っぽいので嫌い。
ヴィジョンもまたひとくせある音だけど、今回はとりあえずガマン。


弦はかなりバラバラ!(苦笑)Gヴィジョン・Dオイドクサ・Aオブリガート・Eオイドクサ。なんとまあバラエティ豊か!

とりあえず弾いてみると、あれ、そんなに悪くない。
相変わらずちょっと雑音はあるけど、むしろ残響音もあって弾いてて気持ちいい。低音ではあごと鎖骨に振動を強く感じる。
ちょっとした弾きにくさがあるのは、駒の形状の微妙な差だろうか。それを差し引いてもけっこういい。
ハイポジションはまだ弾き込みがたりないようだ。昔はあまりハイポジ使ってなかったからかな。
でもコレ、もともと材料はそんなに悪くないのを使っているのだ。


裏はある方に譲ってもらった1993年のメープルだし、表は20年もののスイス産スプルース。
製作技術の稚拙さはあるが、2007年当時は結構気に入って使っていたのだった。
時間が少したって、楽器も少し良くなったのかな?
またしばらくこれにはまりそうデス。 (^^)

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