2009年9月29日火曜日

表いた さらに削る

週末で118gまで削った表板ですが、さらにけずりました。
ここからは彫刻刀(16mm幅)ではなく、ミニカンナで削って行きます。

ガイドホールに従いながら進めて行く。途中経過を確認。
88g。
M5:G、M2:G#、M1:G#
だいぶ軽くなって来ました。ガイドホールをみるとまだまだ余裕はありそう。なのでさらに削る。
さらに経過確認、、、77g。
M5:E、M2:F、 M1:忘れた
ちょっとここでのタップトーンはいい加減だったので、いまいち。でもまだ厚さは余裕たっぷり。でもこの辺からF周り、C部周辺は慎重にやって行くことにしよう。

この材けっこう軽いかも。バスバーをつけて70g切るぐらいになるか?


2009年9月28日月曜日

青いヘッドのすごいやつ

最近ついに買ってしまった。青いヘッドのすごいやつです。
別に青だけじゃないくていろいろ色はありますけど。
これまで15年使った愛用のサンヨーの掃除機がついにご臨終となりましたので、急遽買わざるを得なくなったわけです。しかし長い間よくもったなと、思いますよ。この辺日本製品はたまにすごいな、と感じます。

しかし最近の掃除機はどれもこれもサイクロンをうたっていて、似たり寄ったり。どうせ買うなら、やはり元祖サイクロンのD社のやつかと、かみさんと決めたのです。


サイクロン式は、何が良いって、やっぱ紙パックいらないことですよ。特に英国うまれ(実際にはアジア製)のこいつは強力なサイクロンでミクロン単位のダストまで分離できて、、、、
って別にウンチクはどうでもいいですが。

僕にとってうれしいのは、バイオリン作りで大量に発生する木屑をガンガン吸い込んでもOKなこと。なにしろ木屑、すごいから。紙パックは1週間でいっぱいになるのだ。
外から見てどれだけゴミがとれたか見えるのも、マニアックな喜びが(爆)
木屑さん、これから覚悟してくださいね。

2009年9月27日日曜日

表いた

今週末はひさびさに、4号機とたわむれる時間が作れた。
まあ〜しばらくほったらかしにしていたので、どこまで作業をしていたのか忘れてしまった。表板はようやくアーチができただけで、内側はまだ手つかずなのでした。なのでここは裏板同様、まずは蜂の巣をあけてやる。

ボール盤をもっててよかったと感じる瞬間です。うちではボール盤がいつも大活躍。
ただ蜂の巣にしてやる時は、深すぎる穴をあけないように注意です。ま、当たり前のことですけどね。この穴があるだけで、本当に彫りが楽になるんですねえ。

やっとこさ内側を彫り始めた。彫り始め前が187gありました。
スプルースなので、ぜんぜん彫りは楽です。でも久しぶりなのでやっぱり手が痛くなりました。今日は118gまでその重量を減らしたところで、終了。まだまだ重〜い。目標70g〜80g!

レッスンは、やっぱり練習不足でしただ。(^^;)ヴィヴァルディのソナタ、まだ第1楽章だけだけど、まともに弾けるようになるのはいつになることやら。

今日のちょっとおもろい写真
(人の座椅子で堂々とねる犬)

2009年9月24日木曜日

練習

いろいろとファイルをアップする方法を模索してたら遅くなってしまった。
おお、この方法でなんとか聞くことが可能みたいだ。
とりあえず昨日弾いてみた曲をば。

モーツアルト アダージョ

(Vn: Malengo-Romanus-Rinaldi 1895)

さすがに2週間ぶりですね。
いろいろまちがえました(^^;)
録音もマックに付属のちゃちいマイクなので、生活音拾いまくってますが、、、まとりあえず。ブログ埋め込み式の音声ファイルプレーヤーもいろいろと試してみるけど、どうもこのブログサイトではうまくいかない。当面はファイルリンクでご勘弁。

明日はレッスンだ〜。新しい曲は、全然できてない。

2009年9月23日水曜日

シルバーウィーク

はどうすごされましたか?普通はいろんなところへ出かけたりするものでしょう。
5連休なのだから多少はバイオリン作りは進んでいるんじゃないかと、、、
期待されるかもしれないけど、実はまったく進んでいない(汗)
そんなに休みがあるんだから、時間たっぷりあるだろうよ、と。
思いますよねぇ~、思うんだ普通は。
まあ意外と休みなのに時間がないのが現実なのである。何をしていたのかというと、
別にどこかに出かけていたわけでもないのだけど、家の補修をしたり、掃除させられたり、
犬の散歩をしたり、買い物つきあったり、、、家のことばっかりです(笑)。




まあ特に時間を食っていたのは、『絵』ですな。
今回公募展に出すための作品を2点、急遽準備していたわけで、かなり時間がかかってしまった。
(締め切りは26日なのでなんとか間に合いました)

しかしなにしろ2週間近く、バヨの練習すらできていない。やばいっす。
あさっては、レッスン。わははは~。新しい曲『ヴィヴァルディのソナタ』だけど、
今現在なんにもやってないっ。今夜から急遽練習するつもりですが。

では、どんだけ指がなまっているか確認の音源をのちほどUPしようかな。
断っておきますが、体調に不安のある方や、車に酔いやすいなのどの体質のある方には
聞くのは薦めません。聞くのはあくまでも自己責任で!

(連休中のおもろい写真)

なんで目鼻だけ出してみてるんだ~(笑)

2009年9月14日月曜日

のだめ最新巻

のだめの最新刊は、発売されたの大分まえですが、最近ようやく買いました。
おそっ!
今回はDVDセット版もあるとのことで、ちょっと躊躇しましたが、
『まつだカンタービレ』
の呼び声高いのでやめました。
まあ今回のはちょっと値段も値段だしね。



前巻からのつづきで、のだめがどうなったのかかなり気になっていたので、今回もかなり楽しめました。
またこの先どうなるのか早く知りて~、という感じで引っ張られてます。
ついでなので『もやし』も買いました。


もやしもんは『のだめ食中毒事件』に菌たちが登場して以来、好きになってずっと読んでいるのです。
菌どもがまたかわいいんだな、これが。
東京の農大(東京農大ではない)を舞台に進む話ですが、これがまぁ農大系出身の僕には好きなネタがたくさんあって、いいんですなぁ。
この作者さんは酒とか味噌しょうゆ、ビールとかにかなり思い入れがあるのですかね。やはりポン酒をつくっていた僕には共感できるところ多々ありまして好きなのですねぇ。
日本の食文化がどれだけ発酵食品の上に成り立っているのか、あらためて考えさせられるものでもあります。ま、単純にキャラクターたちがかわいい、というだけでもとてもとっつきやすいと思います。

これからもがんばって欲しい作品たちです。

2009年9月11日金曜日

あーち完成


先週末は、絵の方の展覧会開催などなどでいろいろいそがしく、なかなかこっちの製作を進めることができずにいた。
展覧会は無事終了。僕の絵はなかなか好評だったとのことで、うれしくなっちゃいました。
ほめ言葉に弱いッス。
そんな中、小生の絵を買ってくださる方も現れ、とても充実した展覧会でした。
ま、それはおいといて、ここはバイオリン製作のブログ。
最近ちゃんとやってんのか、とおしかりをうけそうなほど、進捗はおそい。
とはいいつつも、やっとこさアーチングは終わらせましたよ。

この前まではF字の下の目玉付近の盛り上がり方が気にかかって、修正をかけていたところでした。別にそんなに神経質にならなくてもいいんじゃね?という部分でもありますが、アーチ完成して裏側を掘ってしまったらもう直せませんからね。
十分すぎるほど時間はかけていいのだと思う。


何かの本で読んだ記憶で、『F孔は楽器真横からみて平行ぐらいにあるべきだ』というのがあった。完全に平行にするのはなかなか難しい。モデルの型にもよると思う。
まぁこの記憶自体がけっこう曖昧なので、信頼性が若干低いのですが。

というわけで完全には平行にしてないし(無理にしようとするとアーチ全体のバランスおかしくなる)、左右のFは非対称形だ。ストラドって、左右完全シンメトリーという思い込みがあったのですが、意外と左右で形は微妙に違うのね。人間の顔と同じで左右微妙に違うことで落ち着きがでる、とか。
その辺は好みの問題でもあります。

さてさて、次からはいよいよ表板裏っかわを掘ります。
しかし、絵のほうも最近いそがしい!締め切り間近のコンペに出す作品製作に追われています。このバイオリンはいつ完成するのか?

昨日のちょっとおもろい写真
(ヨワイ6ヶ月にしてすでに哀愁漂う表情)

2009年9月3日木曜日

2号機


久しぶりに2号機を取り出してひいてみる。しばらくほったらかしにしていた2号機だけど、2007年~2008年はもっぱらこれを弾いていた。
作った当時、板厚はけっこう厚めになっていたので2008年に一度中をあけて表も裏も 削りなおしたのだった。 削りなおすことで低~中音をもっと鳴らしたいという目的があったので。
だが実際には少しバランスを崩してしまって雑音が増えたような気がした。
そんなわけで3号機を完成させた後はほとんど使うことがなかったのだけど、久しぶりに弾いてみたらどうかな?と取り出してみたのだった。

ほったらかしにしていたので、G線のオイドクサが切れてしまっていた。あちゃぁー、高いのにねー。
でもこれ4年も使ったので十分もとはとったね。
とりあえず使い古しの弦を探す。G線はあまり持っていない。みつけたのはピラストロ・トニカとヴィジョンだった。トニカの音は僕はあまりに安っぽいので嫌い。
ヴィジョンもまたひとくせある音だけど、今回はとりあえずガマン。


弦はかなりバラバラ!(苦笑)Gヴィジョン・Dオイドクサ・Aオブリガート・Eオイドクサ。なんとまあバラエティ豊か!

とりあえず弾いてみると、あれ、そんなに悪くない。
相変わらずちょっと雑音はあるけど、むしろ残響音もあって弾いてて気持ちいい。低音ではあごと鎖骨に振動を強く感じる。
ちょっとした弾きにくさがあるのは、駒の形状の微妙な差だろうか。それを差し引いてもけっこういい。
ハイポジションはまだ弾き込みがたりないようだ。昔はあまりハイポジ使ってなかったからかな。
でもコレ、もともと材料はそんなに悪くないのを使っているのだ。


裏はある方に譲ってもらった1993年のメープルだし、表は20年もののスイス産スプルース。
製作技術の稚拙さはあるが、2007年当時は結構気に入って使っていたのだった。
時間が少したって、楽器も少し良くなったのかな?
またしばらくこれにはまりそうデス。 (^^)