2009年6月19日金曜日

ブルターニュ

 ブルターニュは僕の奥さんの出身地。でも日本人でブルターニュといって、すぐに場所を知っていると言える人は少ないと思います。
 ブルターニュというと、『ワインのおいしいところ』と答える人が多いです。それは。ブルゴーニュのことですね?ブルターニュでもワインを造っているところはもちろんあります。一文字違うだけなので、なかなか日本人には分かりづらいところがあるのも事実。
 ブルターニュは、フランスの西部、大西洋に突き出している部分です。

歴史的にフランスの中でもケルト民族が多い地域で、フランスの他の地域とは一線を画す地域のような気がする。アイルランドのようにケルト民族が多く住んでいた地域で、今でも生活の中にその名残が多く見られます。
 気候が日本でいうと、東北から北海道のような気候で、夏場はそれほど暑くなく過ごしやすい。行ったことがある人は分かると思うが、日本人には馴染みやすい気候と風土があると思う。
 ブルターニュのことをとてもわかりやすく、細かに教えてくれているサイトがある。実際にあちらに長年住んでおられた方が実体験をもとに、伝えているので僕のつたない説明よりもずっと分かりやすい。↓

うるわしのブルターニュ

 僕の父親はこういった民族の歴史や文化のことが大好きで、現地に行く前からいろいろと本を調べたりビデオを見て研究したりしていた。なんでもアイヌ人の歴史と繋がりを感じるのだとか。確かに蝦夷地の固有民族だったアイヌ人が日本人に北へ北へと追いやられた歴史と、ローマ人に最後まで抵抗したブルトン(ブルターニュの人)の歴史は似ていなくもない。そこが北海道出身の父には共感を与えるのだろうか。
 歴史ももちろんだけども、文化的にも面白いものがある。興味のある方は一度上記のサイトを訪ねられたし。僕もいろいろと紹介をしていきたいと思っています。

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